

手製本で遠女という本を作りました。
8つの文字列を組み合わせて1つのモジュラー詩を作り、そのモジュラー詩を組み合わせて1つの本になっています。モジュラー詩を構成する文字列1つ1つが、それぞれで詩でありながら、8つの文字列から構成されるモジュラー詩も1つの詩です。そして1冊の本全体でも1つの詩になっています。詩のこういう作り方を、モジュラー方式とかモジュラー形式とか呼ぼうと思います。
文章における詩の形式では、前の行と後ろの行のせめぎ合いで何かを現象します。8つの文字列で構成されるモジュラー形式の詩では、1つの文字列が「1行」に該当します。一冊の本で見渡すときは、1つのモジュラー形式の詩が「1行」に該当します。
イメージはこのような感じです。