塗り絵に好きな色をつけるように、自分の世界を見ている。人が作った他の配色に感動したり、絵を書き加えたりしながら、色を塗り替えることもしていて、少しづつ自分が生きたい世界の様子を知っていける気がする。

人(意識)には、それぞれの世界観があり、理想もある。
詩情を感じる時は感動しているが、それは自動的な気がする。出会いを演出する事は可能だけれど、感動を捏造する事は難しく思う。
詩情を感じさせるものを詩だと設定した場合に、誰にとっても当てはまる詩は、あまり見当たらないから、詩は自ずから見つける他無いものである。が、感動は自動的である。
自動的だから、それはきっと自分の姿で、それだから詩情にすがることは、自分を見つめることと似ている気がする。
ごまちゃんは、いつも違う気持ちで違う動きをしている。

本をご購入頂いた方と、これから手に取ってくださるかもしれない方へのご連絡です。

手製本本「あいをしらないあなたをしらない」「ちょっとそこまで」では、画像2枚目の⭕️をした部分の様な状態になることがあります。
まるで本が開きやすくなるクーターバインディングを採用しているかの様ですが、表紙と本文が分離することがあります。
処置として背表紙をなぞってもえるとくっ付くのですが、
この状態になり、気になる方がいらっしゃいましたら、
問題を解決した新しい本をお届けいたします。
申し訳ないのですが、ご一報頂きたいです。

その他も仕様かそうで無いかわからない手製本本です。
もし不思議がありましたら何でもきいていただきたいです。

比較的特徴的な仕様を少し書きますと
・天地はペーパーナイフ断裁の切りっぱなし、
・表紙は一重、
・表紙各角にある黒い点は切り出し時の当たり、
・文字の配置には揺れがある、

となっています。
よろしくおねがいします。

ひとのもっている興味関心と、ぼくのもっているものが、あまり重なっていない気がするな。

富山県にあるgoyaさんでは9/29まで、写真、絵、映像と音声、グラフィック、器と本などを展示させてもらっています。

がぞうを載せすぎて、
ページが重くなってしまいました。。

『愛をしらないあなたを知らない』
きみが飲みきった後の コーヒー缶には水が入っている 飲み口が冬の朝のように光っている そんなことを考えていたくらいだから きみが帰ってくるまでに解ったことなんて、ない ため息の管理に失敗していただとか そういう事は後になってわかったことである でも今はあまり関係ない、窓の内はモクっている 隣の部屋ではそろそろカボチャが煮上がるらしい ちょうど君が息を吐き出すあたりで 同じく息を吐き出していた それから細くて短い煙突を見ていた それを眺める君は微笑みを浮かべた そのように思いたかった こおり砂糖は溶けたかどうか 煙が散乱反射して見える 非日常は日常である 知らないことは山積している 背を向けた君は台所で 刃物を握っている

どんな詩であっても、向こうから押し付けられるのが不愉快なのは、「今」見たくないからです。不用意な時に、これが君だよと見せられても、不躾なやつだなと感じると思います。というか、そういう出会いが鏡になることは不可能です。鏡を見せられる時は注意される時です。ひろい意味で。 鏡は気づいたらそこにあって見惚れちゃったとか、ガラスに何となく自分が反射していて髪型を直すとか、自分から探して歯を磨くとかしたいです。主体が自分側にある時が鏡です。個人的な感想です。 詩には待っててもらいたいです。ずっとそこで待っててもらえたら、本当にいつになるか分からないけれど、見てみようかなと思える可能性に近づけます。その時には、作者がもういなくなっていたり、これを覗いているのは自分だけだ状態になったりもします。(そんな詩と人はもう・・かっこいいよね。) だから、もし詩を作ることを望むなら、望んでしまうなら、怒られることを覚悟して動くしかありません。怒られはしなくても傷つきはするでしょう。30年後に、偶然誰かに出会えることを幸運だと思いながら、物事を現象させるしかありません。 人の手を離れた時、そこに置いてある詩に僕の横顔は映っていると思います。気づかないけど。

客観的な本質的な詩は存在しないと思っていたり、物事が詩である事の付加価値を感じていなかったりするなら、敢えて詩である事や詩人である事を公言する必要が無くて、なんなら、そうじゃないと言っていた方が態度として好きです。 少し残念ですが詩の事を、「もに」って言い直す必要が微塵も感じなくなりました。もう少し言っていたかった気がします。 詩に救われた事があって、夢中になったけれど、どんどん離れていきます。詩というもの、詩を愛する人たちから、1番遠いところに行きたいです。そうなりたいです。

手術しました。
怖かったし
恥ずかしかったけれど、
飛び込んでよかった。


病院では、
言われるがまま、
指示のあるままに
それに従いました。
自分の思うようにしようとか、
しないほうがいい。
これくらいならいいなとか、
思わない方がいい

自分では計り知れないもの、
手に負えないものと向き合う時、
ここから先を諦めようと思う。
ここから先のそのラインを、
ちゃんと見定められたらうれしい。

The end of Final Chocolate cosmic Inflation .

「ツギノテ」1日目
2日目

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