人気のない山道を歩いていた。雨がつよくて逃げ込んだ空き家は不思議な所だった。はじめは殺風景な部屋が一つあるきりだったけれど、必要に迫られた時には、トイレもお風呂も防音部屋も見つけることが出来た。よくよく目を凝らしていくと、窓際に小さな花瓶があることに気付いた。熊の毛皮の絨毯が敷いてあったりした。お腹が減ると、角砂糖とミルクが何処からともなくテーブルの上に。用意された。

この空き家は、もともと誰が住んでいたのか、手がかりは殆ど無かった。それで、愛着が湧いてきた折に、勝手に「詩」という名前を付けた。むかし学校の教科書で見た「詩」という家に何となく似ている気が何となくしたからである。

この「想像力があれば、どんな形にも変化出来る魔法の空き家」に16年くらい住んでいたが、いつしか自分の持ち物の様な気になっていた。ずいぶん自分好みに部屋を増やしたし馴染んでいたから、「詩」という名前を自分で付けた事すら忘れていった。

あげく「詩」の心地よさに興味を持たない人や、「詩」の不思議な構造に理解を示さない人に噛み付いたりした。かぶ。

この地域に人が少ない事をいいことに、幸運にも自分が居座っていられただけの家を、伝説の「詩」なんだと主張しだした頃には

、居心地のよい空き家から出る事が怖くなっていた。そして自分の持ち物である事を主張する為に、家の見取り図を書き始めた。

数年がかりで書き上げた見取り図は、手を尽くしたが、どの公共機関からも認可されずに終わった。そしてこの落胆はやっとぼくに、本当のことを教えてくれた。きみが「詩」だと主張してるそれは「もに」だよ。って言った。長い時間と失望のおかげで、「おっけい」とやっと思えた。心地よい方へ向かいたかった。よかった。見取り図の名前を「もにについて」と変更して、リュックに入れた。それから空き家を出た。もっと此処は神聖な場所だ。そんな声を聞いた。

意識を救うものが詩で、その感慨が詩情だと思いました。

なので詩を作ることも詩人を名乗ることもやめようと思いました。

自分にとってのそれは、「世界とか宇宙の、発見や創造」という体感だったんだと思う。

自分を救ってくれたものを「詩」だと思ったので、あなたを救うものが「詩」だと考えたい。

あなたを「救う」ことのできたその感覚や感情を「詩情」と呼びたい。

今年のバレンタインデーは平日ですが、
お花屋さんのアノームさんでリスニングルームを開きます。
誰かや自分の為のお花を眺めながらとか、
甘いひとときに、耳を傾けてみてください・・・。
過去や未来、現在、
いつかのあなたに出逢ってください。
その人はきっと、
あなたの、味方です。

information

アノーム
リスニングルーム
チョコレートコスモ

DAY1→2024.2.13
DAY2→2024.2.14

11:00-18:00 open
fee→free

ANORM(アノーム)

富山県富山市西四十物町5-24
駐車場 2台
富山地方鉄道環状線周り
「大手モール駅」徒歩2分

藤木卓+オカサトシが
金沢21世紀美術館特別展の為に
形を持たない
文学的音声美術作品として製作した
「チョコレートCOSMO(S)」を
特別な2日間 アノーム にて
再び発表します
チョコレートに含まれる
愛しい感情の奥行きを
味わうための
音空間です。

The end of Final Chocolate cosmic Inflation .

「ツギノテ」1日目
2日目

イベントのご案内です。高岡で開催される、
{ツギノテ}という名前のフェアに、本と腹の背を持って出店します。
腹の背というのは、磁器でできたお皿の形に似た物で、食べものや何かを載せたり壁にかけたりできます。

金沢21世紀美術館特別展
チョコレート
至高の名を与えられしもの

市民ギャラリーA

2023/10/ 28( 土 )~ 11/03( 金 ・ 祝 )
開場時間 10:00~18:00

藤木卓さん @minamoft との共作
2作品を展示しています。

1.
Satoshi Oka+Takashi Fujiki
This is also Cosmo
2023
sound data
2:00 min.
Collection of the artist
 
2.
Satoshi Oka+Takashi Fujiki
Chocolate COSMO(S)
2023
sound data
7:00 min.
Collection of the artist

こんにちわ。🖖
展示会に2作品を納品しました。

1.
Satoshi Oka+Takashi Fujiki
This is also Cosmo
2023
sound data
2:00 min.
Collection of the artist
 
2.
Satoshi Oka+Takashi Fujiki
Rie Nishiguchi
Chocolate COSMO(S)
2023
sound data
7:00 min.
Collection of the artist

金沢21世紀美術館特別展
チョコレート
至高の名を与えられしもの
市民ギャラリーA

2023/
10/ 28( 土 )~ 11/03( 金 ・ 祝 )
開場時間 10:00~18:00

写真の左から
藤木卓さん
Rieさん
オカサトシ

ニューヨークへ行っても
そこはパリではないけれど
どちらに居ても、そこは
地球でしかない
ココアはカカオかもしれなくて
あなたは私かもしれない
チョコモスは
溶けるかもしれない

展覧会に参加させていただきます。藤木卓さんとの共作です。

「金沢21世紀美術館特別展
 チョコレート 至高の名を
 与えられしもの 」

市民ギャラリーA
2023 /10/28( 土 )~ 11/03( 金 祝 ) 

開場時間 10:00~18:00

あなたに
チョコモスを、
わたしたいです。
すみません。

展示会で、6月の審査会で入選した作品が展示されます。
森田ムー子は、手製本「遠女」と、展示会「ふつう生活。」の案内状の2点です。

富山デザインフェア2023 TOYAMA ADC展 2023

[開催期間] 令和5年9月29日(金)から10月1日(日)

      10:00~18:00(最終日は17:00まで)

[会  場] 富山市民プラザ アトリウム・ギャラリー

手製本で遠女という本を作りました。
8つの文字列を組み合わせて1つのモジュラー詩を作り、そのモジュラー詩を組み合わせて1つの本になっています。モジュラー詩を構成する文字列1つ1つが、それぞれで詩でありながら、8つの文字列から構成されるモジュラー詩も1つの詩です。そして1冊の本全体でも1つの詩になっています。詩のこういう作り方を、モジュラー方式とかモジュラー形式とか呼ぼうと思います。
文章における詩の形式では、前の行と後ろの行のせめぎ合いで何かを現象します。8つの文字列で構成されるモジュラー形式の詩では、1つの文字列が「1行」に該当します。一冊の本で見渡すときは、1つのモジュラー形式の詩が「1行」に該当します。
イメージはこのような感じです。

5/29日、受付の最終日に思い立って、「TOYAMA ADC 2023 審査会」に応募しました。
出品作は「遠女」と「展示会の案内状」です。
6/3 13時〜からはYoutubeで二次審査の様子が配信される様です🐥どうなってるかわからないですが、森田ムー子の名前があればたぶん自分です。

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