. とおくで瞬いている星間雲の収縮を見てるかい?ぼくは元気だけれどもう寄りかかってもいいかい? . ついに暴いたんだとぼくが叫んでいたそれは本性なんかではなくて人の堕落した一面にすぎないということをきみが知っています とかく僕は底辺を本質だと認めがちです . きみはよく笑うようになったクルマの中や玄関先でぼくと別れる時なんかにはわざわざリンゴを取り出しては齧ったりしたその無意味さに溢れる意味が香りが言葉になれずに佇んでいる